日々の活動

まちづくりサロン

第二十四回目

9月2日は、前日まで葵丘2階ギャラリーで開催されていた「アーキエイドの活動展」の感想や東北復興について参加者が各々に話すところから始まりました。 展示については良かったという意見が多く出ました。 それと同時に、東日本大震災での津波災害の経験を後世にどのように伝え、活かしていくのかが課題。例えば、1960年のチリ津波の直後に高台移転した人たちも長い年月を経て下に降りてきてしまった等、その難しさについて話が続きました。また、今回の展示のように人がある程度自由に出入りできる地域はまだ情報を得る事もできるが、福島の原発立地周辺地域はメディア報道などでもほとんど出てこない。こうした地域のことが気になって仕方がない等、原発事故について意見が相次ぎ、関心の高い話題となりました。

130902-salon-24.jpg

途中から展示物の片付けに来ていた名工大の学生2名も参加。その内の1人は、現在アーキエイドのインターンシップに参加しており、既に4か月間現場に入っているが、目に見える進展があまりない。展覧会で紹介したものは牡鹿半島の中の一部の集落。こうした前向きに進んでいるところは5か所程度。残る30余りの所は思うようには進んでいないなど、現地で感じたこと等を話されました。

次回、10月は7日の月曜日18:00~です。