日々の活動

まちづくりサロン

第二十回目

5月13日は、桜坂さんこと松井章泰さんに「桜が繋ぐまちづくり」~新城市100万本の桜プロジェクトの成功に学ぶ~と題し、講演をしていただきました。 新城市(松井さんの地元)に桜淵公園という桜の名所がある。ソメイヨシノの寿命は60年程度。戦後に植えられた桜は老木となり、病気になって瀕死の状態。それを知らず、お花見の宴会に興じる人々の姿を見て、自分がこの桜をなんとか再生したいと思ってプロジェクトを立ち上げた。新城市に桜の手入れを申し出ても、経験、技術が十分にないことを理由に断られてしまう。それでも諦めずイベントや勉強会を続け、専門家とも交友が深まり、ようやく公園の1本の桜の手入れを許されたのは数年後だった。その後、紆余曲折しながらもプロジェクト開始から6年経った現在、「秋のさくら祭り」と名付けられた桜の手入れのイベントには1000人を超える市民ボランティアが参加するまでになった。

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これらの話に加え、今迄の経験をもとに事業をうまく進めるための考え方を「金」「人」「時間」の観点から話をされました。折しも、岡崎公園の西を流れる伊賀川の河川改修工事に伴い多くの桜が切られ、その後の対応に岡崎市民の関心が集っていることもあって、30名を超える方がサロンに来られ、有意義な会となりました。 次回は6月は3日の月曜日です。 18時 開場、18時30分〜21時 講演 通常のサロンとは異なり参加費は無料ですが、先着100名の事前申し込みが必要となります。 額田バイオマス火力発電所建設検討会の提案により、名古屋大学生命農学研究所教授 福島和彦さんに「再生可能エネルギーの切り札」と題し、ご講演いただきます。

お問合せ&申し込みにつきましては、担当:太田(080-6978-1922)迄お願いいたします。