日々の活動

苗ポットづくり

12月6日、みつわ広場でどんぐりの苗ポットづくりが行われました。

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天気は、朝は晴れていたものの、気温は1度。作業が始まると曇りだし、やがて雪が降り始めました。寒さをこらえながらも、がんばっていただき、なんとかポットを作ることができました。

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その後、室内に移りグリーンフロント研究所株式会社 代表の小串さんによる環境セミナーを行いました。今回は、日本の中山間地域の暮らしの変化や、林業をとりまく経営環境の変化、天使の森周辺の林相の変遷などについてお話を伺いました。また、生態系保全の観点から、天使の森プロジェクトにおけるボランティア活動の意義を話されました。

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お昼になって、雪は止むどころか、小粒でさらさらとした雪に変わり、回復しそうにありません。身体を温めようと準備した豚汁は好評でしたが、天使の森まで上がるのは断念することになりました。

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今回作った苗ポットは、天使の森近隣にお住まいの方々の協力を得て、育てていただく予定で、早ければ2年後に天使の森に植樹されます。

皆さん寒い中、本当にご苦労さまでした。
ありがとうございました。

第三十八回

11月4日、参加者の方がろうそくのカンテラを持ってこられ、「炎を見ながら話そう」という提案がされ、ろうそくの炎をながめながら話が始りました。

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先週末岡崎市内で行われたイベント「JAZZ STREET」のことや、市民会館の改修の話に続き、参加者の横山さんが先月東北を訪れ、見学してきたアーキエイド(昨年8月に葵丘で展覧会開催)の活動状況等について話されました。「現地ではようやく造成工事が始まったが、それも一部の集落に限られ、アーキエイドが活動する牡鹿半島の30余りの集落全体というわけではない。規模に応じながら各集落がそれぞれにその土地で暮らしていける復興を望んでいる。集落固有の歴史性などの観点を重視し、地道な聞き取り調査を反映したアーキエイドのプランにコンサルタント会社の担当者も含めた賛同を得て採択された事例もある。住民は急ぐことよりもしっかりとした復興を望んでいる印象を受けた。」

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話は額田に移り、「人口が減って過疎化することが一概に悪いとは思わない。どんな生き方がしたいのか、最後は死生観の問題に行き着くと思う。」「どうやってもう一度自信を持って自分たちの力で食べていけるようになるかを考えていくことが必要。」「再来年は岡崎市制100年と同時に額田合併10年の年になる。旧額田と旧岡崎の関係についてお互いに振り返る良いタイミングだと思う」などの意見がでました。

天使の森プロジェクトとしては、来年3月28・29日(仮)に万足平で開催するミュージカルの企画が紹介されました。

次回サロンは12月6日(土)18:30~交流会となります。(会費制、軽食とドリンクを用意します)。変則的に土曜日となっていますのでお気を付けください。

第三回植生調査

 

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10月10日、天使の森で植生調査が行われました。

今後、頂上の付近を桧の人工林から照葉樹林に転換していく予定で、それに伴う伐採が始まる前の植生を記録するための調査です。現在は、鹿によって多くの種類の植物が食べられてしまっているので、ほとんどが鹿の好まない植物です。それでも、アセビの影に隠れて食べられずに残っている草などがいくつか観測されました。 コナラやクヌギなどが育ち、低木類が繁茂するまでには時間がかかりますが、それまでの変化を段階的に記録に残していきます。

宮崎財産区の理事会にて

10月9日、宮崎財産区の理事の方々に今年度の活動報告を行いました。HPのリニューアルや苗育ての状況、間伐体験会の様子などを報告しました。

 

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理事の方々からは、「シイなどの常緑樹は森が暗くなってしまうので落葉広葉樹を植えて欲しい。」「いろんな人と連携しながら、何かやって行くうちに、来る人が増えてくれると良い」「交流が生まれないといかん」などの意見がでました。

第三十七回目

10月6日、天使の森プロジェクトとしては、駐車場整備が完了して天使の森の入口まで乗用車で行きやすくなったこと、岡崎信用金庫の「天使の森里親定期積金」が始まったこと、また、エコスタックづくりやどんぐり採取の状況などが、まず報告されました。また、年明けに万足平で開催するミュージカルの企画が紹介されました。

 

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続いて、参加者の横山さんのリバーフロントの話があり、乙川周辺の話の中から、ゴミの話を例にまちづくりについて意見が交わされました。「ゴミ拾いを定期的に行って、そのあとバーベキューなどの交流会などを開いて、心のゆとりを作り、人のつながりを作っていってはどうか」「第一に何をすべきかをやっていかないといけない。まず、ゴミを捨てない人をつくっていくことが大切だと思う」「現実に目に見えるところが変わっていかないと、人はついてこない」「まちづくりでは1人の人が動いたことが大きな力になることもある。岡崎で言えば、ジャズストリートや松応寺横丁の取り組みがそれに当てはまると思う」「高い理想を持っていても1人で実現するのは難しい。せめて4~5人は中心となれる人が欲しい」「実践があって理論が付いてくる。やれる人からまずやっていかないと広がっていかない」さらに、東京や近隣自治体の事例にふれながら、さまざまな意見がでました。

次回サロンは11月4日(火曜日)18:00~です。月曜日が祝日のため変則的に火曜日となっていますのでお気を付けください。

エコスタックづくりとどんぐり採取

10月4日、天使の森の駐車場周辺で、エコスタックづくりを行いました。

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「エコスタック」とは、枝や刈草などを積み、昆虫や爬虫類などの小さな生き物が生息する場所となるものです。今回は先日の駐車場整備で伐採した丸太を利用して作りました。

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その後、天使の森周辺でどんぐりを採取。今年はどんぐりがあまり取れないと言われており、確かに昨年に比べて少ないような印象を受けました。採取したどんぐりは今冬にかけて播種して育てていきます。

皆様、お疲れさまでした!

苗ポットづくり

9月27日、小原木材株式会社のご協力により構内で苗の植替え作業を行いました。

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9月16日に岡崎信用金庫で販売開始された「天使の森里親定期積金」で里親になっていただく方にお渡しする苗ポット準備です。春に芽吹いたどんぐりたちは、これまで一緒に育てられてきましたが、天使の森の趣旨に共感いただいたたくさんの里親に2鉢づつ届けられ、2年間育てていただきます。

 

駐車場完成

天使の森の駐車場が完成しました。

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セブン-イレブン記念財団に助成していただき、天使の森の入口辺りに整備させていただきました。今後、天使の森で行う森林内の作業や啓発活動などに役立てたいと思います。

これで天使の森の入口までは乗用車で来れるようになりましたので、是非、多くの方々にお越しいただき、現状の山について知っていただきたいと思います。

整備に伴って伐採された木は、ほとんど用材として使いものになりません。岡崎森林組合の協力で、残置型枠の材料として利用していただきましたが、値は付かず、営利活動として行った場合は全く成り立たないのが現状です。伐った後そのまま森林内に放置される間伐材がもったいないと思っても、生業として成り立たせるのはなかなか難しいという印象を受けました。

第三十六回目

9月1日、参加者の横山さん(岡崎市活性化本部乙川リバーフロント推進部会長)の乙川リバーフロントの話から始まりました。去る8月28日に「乙川リバーフロント地区整備計画」が正式発表され、その内容と今後の動きについて伺いました。

部会としては「シビックプライド」をキーワードに、乙川河川敷周辺を起点としたまちのあり方について検討してきた。「シビックプライド」とは「市民がまちに対して抱く愛着や誇り」を意味する。岡崎のため、市民のために考えて重ねてきた議論の内容が、市民が岡崎に住んで良かったと思えることにつながっていけたら良いと思う。河川について最も大切なのは、河川そのものの魅力。理想としてはまず美しい清流を実現したい。
今回の整備計画では、市の組織として乙川リバーフロント部会ともう一つシティプロモーション推進会議が関わっている。これから計画の詳細を決めていく過程の中で、連携を深めるとともに、市民の声に一層耳を傾け、民意を結集し、岡崎市や市長との対話で有意義な役割を果たしていきたい。例えば、現時点では、徳川四天王と呼ばれる武将の石像を設置することになっているが、果たして徳川家康公本人だったらどの4人を適任とするだろうか等、いろんな視点から考える余地がある。

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参加者からは、徳川家康公は有名だし、平和な時代の礎を作った人物として市民が誇りを持てる人物だと思う。江戸時代の版画などを見ていると、そこに描かれている人たちはみんな笑っているので、江戸時代はきっと良い時代だったのだと思う。歴史の中で相対的にみれば、岡崎は家康公の家臣を輩出したという意味合いが大きく「三河武士のふるさと」という捉え方が実質的だと思う。前の時代に朝鮮出兵などがあったが、朝鮮通信使の制度を整えるなど、近隣諸国との関係改善を果たした点、また、参勤交代など統治システムをうまく作った点は、少なくともしっかりと評価したいと思う。
3.11以後、「近代」という考え方を見直す動きが社会全体に見られる。
例えば、建築で言えば、北海道でも沖縄でも京都でも同じような考え方の建築で良いという時代ではなくなってきたと思う。そのような点を踏まえて未来像を考えたい。昔の家は人が住まなくなって壊れたら、畑に戻すのも訳ないことだったが、今は地盤改良や杭を打つなどしているからそんな風にはいかない。岡崎は石の産地なので、地元の石を使って河川の護岸をする方が、地域の特色を出し、自然の風景に馴染むだけではなく、壊れた時の修復や何やらで、手間もかかる分だけ、雇用も生まれる。そういう循環型で雇用も生まれるようなビジョンが欲しい。これからの日本の生活環境は、資源に乏しく、製造業の拠点が海外に移り雇用環境が厳しくなり、低賃金・非正規労働が増えて出産どころか結婚できない若者が増える傾向にある。そうした方向とは違う向きで、それぞれの人が、それぞれの地域で手が届く範囲でなにかコトを始めることが大切だと思う。など、活発に意見が出されました。

最後に、天使の森プロジェクトについて報告がありました。8月下旬から、天使の森の入口付近の駐車スペースの整備が行われています。今後は、整備で出た間伐材の残材を利用したエコスタックの作りや、昨年同様にどんぐり拾い~苗ポット作りを行っていく予定です!

10月は、6日の月曜日18:00~です。

 

第三十五回目

8月4日、参加者の横山さん(岡崎市活性化本部乙川リバーフロント推進部会長)より、リバーフロントの話がありました。

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部会としては「市民の誇りを持てるまちづくり」を念頭に、1年余り議論を重ねてきた。例えば、乙川の東岡崎から岡崎公園当たりまで、河川敷の歩道の照明を充実させて安全性を向上するなどし、魅力を高めたいと考えている。今日、21世紀型産業のキーワードに3K(観光、健康、環境)というのがある。その3つを密接に関係させて、まずは市民が楽しめ、誇りを持てる場所にしていきたい。
また、部会とは別に岡崎市はコンサルタント会社に計画案の策定を依頼している。そこでは観光都市化、観光産業化を主眼に置いて案を検討してきた。年間の観光客数を現在比で6倍程度まで伸ばすという目標を掲げている。
こうした中で、部会の考え方を市政にどう反映できるかが、部会の課題となっている。部会としては、市民が誇りを持って行ってみたい場所に状況の場が生まれ、交流の場が生まれる。そしてその交流から賑わいが生まれ、人並や街並が形成されていく。引いてはそれが観光につながっていくと考えている。

参加者からは、3Kを「環境」→「健康」→「観光」という順番で取組み、関連付けていくことが、現代の市民のニーズに沿うことになるのではないか。乙川の水が本当にきれいになって蛍が飛びかう河川敷になれば良い。そうした視点からも照明の在り方を考えてはどうか。100年くらいの時間の長さを考えたプランも必要だと思う。例えば100年後に岡崎城の天守閣を木造で復元すると考えれば、今から額田の山で適した桧を選んで育てていくことができる。また岡崎を拠点に全国の城や社寺の修復をする技術者を育てていけば、伝統技術の継承も可能になるのではないか、などの意見が出されました。

9月は、1日の月曜日18:00~です。