第1回EWEセミナー「生態系に配慮した都市建築計画の必要性」

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第1回 2月3日 「都市開発・建築計画における生態学総論」
講師:池谷 秦文氏
(財)日本生態系協会会長、獣医師
第2回 3月24日 「植物分類学から見た生態系の現状と
都市・建築開発の関わり方」
講師:岩槻 邦男氏
立教大学理学部教授 理学博士
第3回 4月21日 「国際社会での地域開発における生態系への配慮」
講師:伊藤 元巳氏
千葉大学理学部助教授 日本植物学評議員
第4回 6月2日 「都市建築計画におけるエコロジカルな実践」
講師:小玉 祐一郎氏
建設省建築研究所第五研究部長
会場:アークヒルズ・イースト「XSITEHILL」


都市・建築計画にかかわる人を対象に、生態系を維持することによる環境問題への取り組みを伝える全4回のセミナー。
講演および交流会の2部形式により、一方的な問いかけではなく、参加者全員の意識を高めた。
第1回
私達の生存基盤である自然生態系を守る意味、破壊による引き起こされる事態等の話を通じ、生態系への配慮が持続可能な社会作りに不可欠であると語られた。
第2回
地球生命系の一部である人類にとって、生物の多様性を失うことが何を意味するのか。自然と対話しながら開発をする姿勢が必要である等、多くの示唆を受けた。
第3回
都市と自然との在り方を探る海外での取り組みの一例としてインドネシアの事例が紹介され、人と自然との「共生」=「互いに利益を受け合う関係」について、あらためて考させられた
第4回
環境に対する建築的配慮の理論と実践が実例が分かり易く紹介された。
短いサイクルでスクラップ&ビルドが為されるフロー型建築志向と、歴史文化の蓄積、高耐久性を重視するストック型建築志向について等、今後の日本の都市・建築を考える上での興味深い内容であった。