日々の活動

まちづくりサロン

第四十四回

5月11日は、「地方にある大学の役割というか、期待されるものはなんだろうか」という参加者の疑問をきっかけに話が始りました。

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岡崎では、市内4大学が数年前まであった松坂屋のビルの6階にコミュニティ・サテライト・オフィスを開設し、市民向けの公開講座が開催されていた。例えばその講座の一つで、岡崎森林組合や山の施業の様子を見学して中山間地域の課題について考える講座があった。それ自体は意味があり、大切なことだが、その後それを深めたり、発展させたり、連携したりする内容の講座がそれに続けて開かれたことがなかった。大学という知的資源を更に活かす取組みがあると良い。継続性、発展性、連携性を高めながら内容を充実していけば、同じマンパワーでも、多くのことが実現できるようになるのではないか。
と、話が進んだところに、今年度岡崎市が募集している「新世紀岡崎チャレンジ100」の企画提案で同じようなことを考えている人がサロンに来られ、「岡崎市民大学のような市民が楽しめる大学を作ってどうか」「単位を発行して、例えば、歴史に関する一連の講座を受講して決められた単位を取得した人にマイスターとか、マスターといった認定を出してみてはどうか」「観光につながるレポートを書いてもらって、地域毎の観光案内の素案づくりをしてはどうか」・・・・等々話が広がっていきました。
次回は6月1日(月)18:00~です。