日々の活動

奥山プロジェクト

育苗作業&アートプロジェクト報告会を終えて

11月23日快晴。みつわ広場(旧大雨川小学校)で、どんぐりの育苗箱と苗ポット作りの作業とアートプロジェクトの報告会が行われました。

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作業の前に教室で、グリーンフロント研究所の小串さんから、森の遷移について説明いただき、童謡「どんぐりころころ」の歌詞を引き合いにどんぐりの発芽条件などについて話されました。 
その後運動場で、グループに分かれ育苗箱と苗ポットを作りました。一口に「どんぐり」と言っても、いろいろな種類があって、その中から今回は「コナラ」「アベマキ」「クヌギ」を植えました。作業の説明を聞いている時は樹種の違いを理解できたのに、作業が始まると「あれっ、どっちがコナラ?」と言いながらも、小串さんの指導の下、楽しく作業を行うことができました。

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作業を終え、天使の森の頂上に上がると、空は秋晴れ。眼下に広がる景色は遠く遠州灘まで見渡せました。

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午後からは、武蔵野美術大学建築学科非常勤講師の田原さんに、授業の一環としてゼミの学生たちが「日本の森林を考える」をテーマとして取り組んだ額田地域の活性化の課題について、成果報告を行っていただきました。「天使の学校プロジェクト」と題して、旧大雨川小学校を都市部からの市民と額田地域の人たちとの交流拠点として活用していくことを軸に、間伐材を加工する工房やギャラリー、またカフェコーナーなどを盛り込んだ施設利用の案が紹介されました。

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作業とセミナーの一日を終え、参加者からは、「普段なかなか体験できないことが出来て、楽しかった」「森や緑の大切さに気付かされた」などの感想が聞かれました。