日々の活動

奥山プロジェクト

郷土種の種子採取を行いました

1月24日、天使の森で埋土種子の採取が行われました。

穏やかに晴れた天気でしたが、大寒の季節、土手には霜柱が散見さる寒さの中、地元の方々にみつわ広場に集まっていただきました。

今回は、鳥や動物、風などによって運ばれてきた種子にどんな種類があるか観察し、将来、植樹するための苗を育てるために行われました。

まずは、グリーンフロント研究所株式会社 代表の小串さんに山の地層と埋土種子の調べ方についてレクチャーを受けました。木の葉や昆虫などの生き物の死がいが積もってできた表土は1cmの厚さになるのに100年かかると言われ、とても貴重なものだと知りました。

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天使の森では実際に地面を掘って表土の色や厚さを観察しました。そしてスコップに引っ掛かる草や木の根を切りながら、地表面から厚さ5cmくらいの表土をかき集めました。

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その後、集めた表土をみつわ広場に運んで、ふるいを使って大きな土の塊や枝や根などを取除きながらプランター(苗床)作りをしました。できたプランターは、どんな植物の芽が出てくるか観察し、必要なものは5月頃に1つずつポットに移し替えて育てます。

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皆さんありがとうございました。