里山+人里プロジェクト 2022年2月17日

奥山〜里山〜人里へと川の流れの中で天使の森プロジェクトは山から海へ向かっていきます。この様な中で最も大切な人の弛まなく「自然と共存」の哲学を抱き続ける事の教育であると考えています。スタート時点からイメージしていた天使の森の麓にある廃校になった小学校を利用して10歳児を対象とした「生きる力をつける気づきの学校」づくりです。昨年から教育委員会や学校とも意見交換を交わしながら、今日は現地の廃校と天使の森にやってきました。学校づくりには様々な課題はありますが一つづつ解決しながら進めています。山頂では雪に見舞われ記念集合写真を急いで撮って下山しました。

2020年度定期総会

第20期はコロナ禍の中であっという間に過ぎてしまいました。私達のNPO活動は自然相手のところが大きく占めているので基本予定通りの活動をしてきました。又、20年度から愛知県西三河生態系ネットワーク協議会の事務局を受け持ち、会計が少し煩雑になりましたが、何とかこなし総会に漕ぎ着けました。緊急事態宣言の中、感染対策としてweb開催とし、皆さんの賛成をいただき無事終了いたしました。21期からは里山プロジェクトも盛んになり、より、多くの方の共感の中進めていきたい所存です。

5月28日

5月28日、「現代浄瑠璃姫人形劇」を制作するにあたり、岡崎呉服組合の方々が人形浄瑠璃を保存する活動をされていると伺い、組合の荒川さんにお会いしてきました。荒川さんは、呉服屋を経営されており颯爽とした着物姿でいらっしゃいました。

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先ずは私たちの「天使の森」活動の主旨や内容を説明し、水源地保全の必要性から街での河川水の大切な役割を伝え続けて行く中で、ここ乙川にまつわる浄瑠璃姫物語を引用して、今日の子供たちへ、そして未来の社会への希望を込めた脚本作りをしている旨をお伝えました。荒川さんからも賛同していだだけるお言葉をいただきました。ありがとうございます。

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帰り際、図書館に展示してある呉服組合で寄贈された浄瑠璃人形を見ました。

現代浄瑠璃姫人形劇の制作活動が始まりました

5月16日、 天使の森からの贈りもの  「現代浄瑠璃姫人形劇」の演出家、脚本家、美術家、作曲家が決まり4名全員が岡崎の中心に流れる乙川堤にある浄瑠璃姫石碑の前でキックオフしました。岡崎のこの地は文楽のルーツにあたる場所です。

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今年12月3日公演に向けて制作活動がいよいよ始まります。

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公演予定の岡崎信用金庫本店のホールにて舞台の照明など現場の確認をしました。

ミュージカル開催

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3月28日・29日の両日、天使の森が位置する学区となる宮崎小学校で環境啓発ミュージカル「天使の森からの贈りもの」の公演が開催されました。東京を中心にミュージカルの発表を行うユニット・ブルージュを主宰する広光美絵さんが天使の森周辺(旧額田町)を訪れ、農業や林業を生業とする人たちを取材して創作した新作ミュージカルです。
地元のケーブルテレビや新聞社の取材も入り、宮崎学区の方々を中心にたくさんの方が来られ、両日とも満席となる賑わいとなりました。交通手段が限られる中、また、2日目はあいにくの雨天の中をかくも多くの方々にお越しいただき、出演者、主催者ならびに実行メンバー一同よりお礼申し上げます。ありがとうございました。
ご覧いただいた方々からは、「額田に住むみんなが勇気づけられたように思う」「ダンスの動きのキレが違う」「来年も公演するの?」あるいは「額田にも山のことを一生懸命考えている人がたくさんいますよ」などの声が聞かれました。

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28日の公演の後には。出演者と来場者の交流会が催され、岡崎森林組合の音楽好きの人達のバンド「オカモリフォレスターズ」の演奏があり、出演者の皆さんといっしょに踊ったりして盛り上がりました。

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岡崎信用金庫の「天使の森里親定期積金」で苗の里親になっていただいた方も何人かご来場いただき、「宮崎小学校の苗はもう新しい葉っぱが出とって、うちのはまだ出とらんけど、大丈夫かや~」と質問を受け、天使の森の人の輪が少しずつ広がっているのを感じるとともに、今回の公演をきっかけに更に広がるといいなぁと思いました。
ちなみに、育てて頂いている苗ですが、これから新芽が徐々に出てくる頃かと思います。気温が上がってきましたので、水遣りに注意していただき、観察してみてください。