「プロとともに考える家づくり」

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講師:大鹿 智哉、原 祥子 (藤川原設計)
場所:葵丘
講師の大鹿さんは埼玉生まれ、モノづくりが好きで得意の理数系の学科を活かして建築家になろうと考えた。原さんは名古屋生まれ、現在所属する藤川原設計は父の事務所で、小さい頃から模型づくりや家づくりを身近に感じていた。建築設計にあたっては2人で議論しながらお互いのこだわりを活かすようにしていると話す。
勉強会では最近竣工した2世帯住宅を中心に家づくりについて考え方やプロセスについて講演。病院や学校・幼稚園などこれまでの経験から、建築において「ひとが集う」ところという視点を中心に、いくつかの可能性の中から新しい価値を発見し提案したい。そのために、模型を早い段階から作成し、自分たちが一旦良いと思った案であっても、最終的な形になるまでは自問しつづけると話された。
交流会では、家づくりは皆さんが思っているほど特殊なものではなく意外に簡単なもの。建築家はプロとして多くのアイデアや解決策を持っているので、自分の思いや考えを伝えて良い家づくりに活かして欲しいと話された。