「健康なまちづくり」

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会場:曳家の工事現場(岡崎市内)
家屋をそのまま移動させる曳家工事の見学とお施主様のお話を伺いました。
曳家の対象となるのは昭和元年(1926年)に先々代が建てた築造された茶室。河川拡幅工事に伴う土地収用により、解体しなければならない状況になった施主のNさんは、祖父の代から使ってきた茶室なんとかそのまま残せないかと思案した末、曳家を決意されました。移動後には茶室のまわりに庭を造り直し、茶室からの眺めを楽しみたいと話されました。
「建物が先にありき」となりがちな建築業界ですが、長く使って来た家屋という空間を残したいという施主の思いこそが、建築という文化を底辺で支えているのだということが感じられました。
12回シリーズの締めくくりとして有意義なセミナーでした。