「プロとともに考える家づくり」
講師:濱田 修(濱田建築事務所 代表)
会場:葵丘
講師の濱田修さんは名古屋市生まれ。大学卒業後、父親が経営する濱田建築事務所に入社したことをきっかけに設計の仕事を始め、やがて本を通して宮脇 檀氏に私淑し、住宅設計においては施主がどんな生活を希望しているのかを最も大切にしていると話す。
勉強会では、最近建てた事務所兼自宅やリフォームの案件を例に、費用のことをおりまぜながら紹介。家族の中のコミュニケーションや心のつながりが深まるような設計の工夫について話された。
交流会では、家の良し悪しは広さには関係ない。そこに暮らす家族が楽しく暮らせることが大切。面積が小さくても良い家はできる。それを実現するために、施主の方たちには、家の色形よりも「どんな暮らし方をしたいのか」を大切に考えて欲しい。実際に家を建てるときは、最終的に用意できるお金のうち、15%〜20%くらいは「幸せ予備費」として控えておいて、残った費用で家を建てると考えておけば、楽しく暮らせる家づくりができると話された。