日々の活動

明見工区 説明会

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昨年の暮れ、12月28日に明見工区の人達にお集りいただき、万足平の猪垣の前に野外ステージを創って、3月28日に杮落として額田をテーマにしたミュージカルを公演する計画を話しました。

夕方より気温の下がった寒い中、ありがとうございました。

植林の準備が始まりました

12月23日 山頂付近の約1300平米の桧を伐採しました。

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今後整備を進めて、早ければ来年の秋にもどんぐりの苗の植樹を行う予定です。

苗ポットづくり

12月6日、みつわ広場でどんぐりの苗ポットづくりが行われました。

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天気は、朝は晴れていたものの、気温は1度。作業が始まると曇りだし、やがて雪が降り始めました。寒さをこらえながらも、がんばっていただき、なんとかポットを作ることができました。

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その後、室内に移りグリーンフロント研究所株式会社 代表の小串さんによる環境セミナーを行いました。今回は、日本の中山間地域の暮らしの変化や、林業をとりまく経営環境の変化、天使の森周辺の林相の変遷などについてお話を伺いました。また、生態系保全の観点から、天使の森プロジェクトにおけるボランティア活動の意義を話されました。

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お昼になって、雪は止むどころか、小粒でさらさらとした雪に変わり、回復しそうにありません。身体を温めようと準備した豚汁は好評でしたが、天使の森まで上がるのは断念することになりました。

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今回作った苗ポットは、天使の森近隣にお住まいの方々の協力を得て、育てていただく予定で、早ければ2年後に天使の森に植樹されます。

皆さん寒い中、本当にご苦労さまでした。
ありがとうございました。

第三十八回

11月4日、参加者の方がろうそくのカンテラを持ってこられ、「炎を見ながら話そう」という提案がされ、ろうそくの炎をながめながら話が始りました。

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先週末岡崎市内で行われたイベント「JAZZ STREET」のことや、市民会館の改修の話に続き、参加者の横山さんが先月東北を訪れ、見学してきたアーキエイド(昨年8月に葵丘で展覧会開催)の活動状況等について話されました。「現地ではようやく造成工事が始まったが、それも一部の集落に限られ、アーキエイドが活動する牡鹿半島の30余りの集落全体というわけではない。規模に応じながら各集落がそれぞれにその土地で暮らしていける復興を望んでいる。集落固有の歴史性などの観点を重視し、地道な聞き取り調査を反映したアーキエイドのプランにコンサルタント会社の担当者も含めた賛同を得て採択された事例もある。住民は急ぐことよりもしっかりとした復興を望んでいる印象を受けた。」

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話は額田に移り、「人口が減って過疎化することが一概に悪いとは思わない。どんな生き方がしたいのか、最後は死生観の問題に行き着くと思う。」「どうやってもう一度自信を持って自分たちの力で食べていけるようになるかを考えていくことが必要。」「再来年は岡崎市制100年と同時に額田合併10年の年になる。旧額田と旧岡崎の関係についてお互いに振り返る良いタイミングだと思う」などの意見がでました。

天使の森プロジェクトとしては、来年3月28・29日(仮)に万足平で開催するミュージカルの企画が紹介されました。

次回サロンは12月6日(土)18:30~交流会となります。(会費制、軽食とドリンクを用意します)。変則的に土曜日となっていますのでお気を付けください。

第三回植生調査

 

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10月10日、天使の森で植生調査が行われました。

今後、頂上の付近を桧の人工林から照葉樹林に転換していく予定で、それに伴う伐採が始まる前の植生を記録するための調査です。現在は、鹿によって多くの種類の植物が食べられてしまっているので、ほとんどが鹿の好まない植物です。それでも、アセビの影に隠れて食べられずに残っている草などがいくつか観測されました。 コナラやクヌギなどが育ち、低木類が繁茂するまでには時間がかかりますが、それまでの変化を段階的に記録に残していきます。

宮崎財産区の理事会にて

10月9日、宮崎財産区の理事の方々に今年度の活動報告を行いました。HPのリニューアルや苗育ての状況、間伐体験会の様子などを報告しました。

 

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理事の方々からは、「シイなどの常緑樹は森が暗くなってしまうので落葉広葉樹を植えて欲しい。」「いろんな人と連携しながら、何かやって行くうちに、来る人が増えてくれると良い」「交流が生まれないといかん」などの意見がでました。

第三十七回目

10月6日、天使の森プロジェクトとしては、駐車場整備が完了して天使の森の入口まで乗用車で行きやすくなったこと、岡崎信用金庫の「天使の森里親定期積金」が始まったこと、また、エコスタックづくりやどんぐり採取の状況などが、まず報告されました。また、年明けに万足平で開催するミュージカルの企画が紹介されました。

 

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続いて、参加者の横山さんのリバーフロントの話があり、乙川周辺の話の中から、ゴミの話を例にまちづくりについて意見が交わされました。「ゴミ拾いを定期的に行って、そのあとバーベキューなどの交流会などを開いて、心のゆとりを作り、人のつながりを作っていってはどうか」「第一に何をすべきかをやっていかないといけない。まず、ゴミを捨てない人をつくっていくことが大切だと思う」「現実に目に見えるところが変わっていかないと、人はついてこない」「まちづくりでは1人の人が動いたことが大きな力になることもある。岡崎で言えば、ジャズストリートや松応寺横丁の取り組みがそれに当てはまると思う」「高い理想を持っていても1人で実現するのは難しい。せめて4~5人は中心となれる人が欲しい」「実践があって理論が付いてくる。やれる人からまずやっていかないと広がっていかない」さらに、東京や近隣自治体の事例にふれながら、さまざまな意見がでました。

次回サロンは11月4日(火曜日)18:00~です。月曜日が祝日のため変則的に火曜日となっていますのでお気を付けください。

エコスタックづくりとどんぐり採取

10月4日、天使の森の駐車場周辺で、エコスタックづくりを行いました。

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「エコスタック」とは、枝や刈草などを積み、昆虫や爬虫類などの小さな生き物が生息する場所となるものです。今回は先日の駐車場整備で伐採した丸太を利用して作りました。

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その後、天使の森周辺でどんぐりを採取。今年はどんぐりがあまり取れないと言われており、確かに昨年に比べて少ないような印象を受けました。採取したどんぐりは今冬にかけて播種して育てていきます。

皆様、お疲れさまでした!

苗ポットづくり

9月27日、小原木材株式会社のご協力により構内で苗の植替え作業を行いました。

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9月16日に岡崎信用金庫で販売開始された「天使の森里親定期積金」で里親になっていただく方にお渡しする苗ポット準備です。春に芽吹いたどんぐりたちは、これまで一緒に育てられてきましたが、天使の森の趣旨に共感いただいたたくさんの里親に2鉢づつ届けられ、2年間育てていただきます。

 

駐車場完成

天使の森の駐車場が完成しました。

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セブン-イレブン記念財団に助成していただき、天使の森の入口辺りに整備させていただきました。今後、天使の森で行う森林内の作業や啓発活動などに役立てたいと思います。

これで天使の森の入口までは乗用車で来れるようになりましたので、是非、多くの方々にお越しいただき、現状の山について知っていただきたいと思います。

整備に伴って伐採された木は、ほとんど用材として使いものになりません。岡崎森林組合の協力で、残置型枠の材料として利用していただきましたが、値は付かず、営利活動として行った場合は全く成り立たないのが現状です。伐った後そのまま森林内に放置される間伐材がもったいないと思っても、生業として成り立たせるのはなかなか難しいという印象を受けました。