日々の活動

奥山プロジェクト

エコスタックづくりとどんぐり採取

10月4日、天使の森の駐車場周辺で、エコスタックづくりを行いました。

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「エコスタック」とは、枝や刈草などを積み、昆虫や爬虫類などの小さな生き物が生息する場所となるものです。今回は先日の駐車場整備で伐採した丸太を利用して作りました。

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その後、天使の森周辺でどんぐりを採取。今年はどんぐりがあまり取れないと言われており、確かに昨年に比べて少ないような印象を受けました。採取したどんぐりは今冬にかけて播種して育てていきます。

皆様、お疲れさまでした!

苗ポットづくり

9月27日、小原木材株式会社のご協力により構内で苗の植替え作業を行いました。

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9月16日に岡崎信用金庫で販売開始された「天使の森里親定期積金」で里親になっていただく方にお渡しする苗ポット準備です。春に芽吹いたどんぐりたちは、これまで一緒に育てられてきましたが、天使の森の趣旨に共感いただいたたくさんの里親に2鉢づつ届けられ、2年間育てていただきます。

 

宮崎財産区の理事会にて

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7月9日、宮崎財産区の理事会にて、活動報告を行いました。 
理事の方々からは「宮崎小学校の運動会の時にどんぐりの苗を見たよ。ずいぶん大きくなっているねぇ」「天使の森が地域の模範林になるように頑張って欲しい」などの感想をいただきました。 
また、「富山の林業試験場に視察に行ってみて、すごく熱意を持って取り組まれているのに関心した。岡崎の林業も頑張っていかないといけない」など、今後の地域の林業について様々な意見を伺うことができました。

ポットの植替え作業ー小原木材株式会社

7月5日、小原木材株式会社のご協力により資材置き場で苗の植替え作業を行いました。 

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今回は、コナラの苗を400鉢程度作る作業です。クヌギの苗にくらべ少し成長がゆっくりだったことが幸いし、苗の根がとなりの苗と絡みついていなかったので、育苗箱から苗を取り出す作業は思いのほか早く進みました。 ポット作りについても作業を順調に終え、最後にグリーンフロント研究所の小串さんよりどんぐりの話を伺いました。

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童謡「どんぐりころころ」は、一般的には2番で終わりなのですが、実は誰かが付け加えた3番があり、それがなかなか良い内容ということで、それをもとに話をされました。自然界で植物の種子散布にはいくつか類別があって、どんぐりは重力散布なので山では谷に向かってしか分布できません。山頂に向けて分布を広げるには小動物が運ぶなどの要因が必要になります。童謡ではその役目をリスが果たしていますが、天使の森プロジェクトでは、活動に参加される市民がその役目を担うことになります。

私達もポット作り、植林の意義をこういうお話をしながら、今後、伝えていきたいと思いました。

当初、天気が心配されましたが、無事に終えることができ、 蒸し暑い中、小原木材株式会社の皆様、ありがとうございました!

間伐体験会の報告

6月21日、天使の森で間伐体験会を行いました。

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天使の森プロジェクトに協賛いただいている岡崎信用金庫の新入職員を中心に60名程が参加。一度に全員が行うのは難しいので、時間を少しずらして2班に分かれて行いました。 
間伐の技術指導のため、岡崎森林組合の職員が伐木の講師として協力してくださり、最初に安全な作業の仕方についての説明と、伐木の実演を見せていただきました。 

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その後、参加者は3人1チームになって講師の指導の下、手挽きのノコギリで伐木に挑戦。中にはノコギリを使うのは中学校以来という方もいました。林道沿いの木を選んだチームは順調に伐り倒せましたが、森林の中の木を選んだチームは、倒したと思ったら隣の木に引っ掛かりロープを使って引っ張り倒すなど苦戦していました。
お昼には山頂に登り、グリーンフロント研究所株式会社 代表の小串さんによる環境セミナーが行われ、持参された手作りの紙芝居を使った説明は分かりやすく、楽しく学ぶことができました。ここで後から出発した班も合流して記念撮影。フレッシュマン、フレッシュウーマンの皆さんのさわやかな笑顔が素敵でした。 
後からの班の活動も無事に終わり、講師の方々より帰る車中の女性の参加者に対して「またのお越しをお待ちしております!!」と明るい笑顔で見送っていたのが印象的でした。

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若い方が気軽に山の作業をしてみたいと思えるような環境づくりを私達もどんどん考えて進めたいと思います。
皆さん、お疲れさまでした!

ポットの植替え作業ー常磐東小学校

6月20日、常磐東小学校で苗の植替え作業を行いました。

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天使の森の苗を育てている3つの小学校の中で、場所が山に位置しており、冬に気温が一番低くなります。そのため、発芽や生育が他2校に比べてやや遅く、その上、今年は10年に1度の毛虫の大発生があったということで、どんぐりの苗の葉もたくさん食べられてしまい、ようやく植替えに辿り着いたという感じです。 
日頃の苗の世話は校長先生がしてくださっていて、この日は校長先生と一緒に作業を行いました。授業の合間や放課の時間には、児童たちが何人か集まってきて、手伝ってくれました。 ありがとうございました!

苗の日除け作りー梅園小学校

6月13日、梅園小学校で苗の日除け作りをしました。6月に入り陽射しに負けて苗が少し枯れてしまったので、陽射しを和らげるための幕を張る作業です。

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用意した木枠を組み立てて、ボルトとナットで止めていきます。ある女の子は「ちょっと前に親戚の家で、ボルトとナットを使ったことがあるよ」と、積極的に作業を行っていました。 
その後、部活動が終わるとすぐに下校になり、帰り際に授業で捕まえた魚を私達に見せてくれました。「ブルーギル(外来種)も捕まえたけれど、持って帰っちゃいけないんだって。」と話していると、その話題を耳にした他の子は「うなぎがレッドリストに登録されたんだよ」と教えてくれて、環境問題のことを日頃から気にしている感じを受けました。

ポットの植替えと苗育て用の小屋作り作業

6月7日、小原木材 株式会社でポットの植替えを行いました。小串さんより、ここの苗は四葉がついているけれど、まだどんぐりがないと育たない等の説明を受け、どんぐりが取れないように大切に植替え作業をしました。

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また、苗ポットを育てるための小屋の組み立て作業も行われました。あいにくの雨の中、カッパを着ての作業。農業用ビニルハウスの材料を使って作りました。畑と違って、駐車場にしていた土地の一画に作ったので、普通なら骨組みの金属パイプがすっと地面にささるはずが、全くささりません。ドリルやハンマーを使って悪戦苦闘し、なんとか骨組みが完成しました。 

真夏を迎える前に、苗を育てる環境が整ってきています!

植替え作業完了ー宮崎小学校

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6月6日、宮崎小学校で苗の植替えをしました。緑委員会の生徒と担当の先生が中心となって行いました。2週間前に、先生たちと行ったときに参加していた子供がやり方を覚えていて、他の生徒に教えていました。 腐葉土に水を加えて混ぜ、先生が「植物も動物も一緒。水がなかったら死んじゃう。みんなも喉が渇いたら水を飲むでしょ。どんぐりにもいっぱい水をあげないとダメなんだよ」と話をされ、それを聞きながら、ワイワイと作業が進みました。

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下校の時間が迫ってくると、委員以外の生徒も手伝ってくれました。最後に植物の専門家、小串さんより、どんぐりの根の育ち方などについて、お話を伺いました。 
生徒が下校した後、まだ30本くらいの苗が残っていましたが、校長先生や他の先生も手伝いに来てくださり、おしゃべりを挿みながらも手際よく片付けまでさっと終えました。

梅雨の時期を過ぎれば夏本番、苗の成長はどうなるのか、とっても楽しみですね♪♪

ポットの植替え作業ー宮崎小学校

5月22日、宮崎小学校で苗の植替え作業を行いました。
今回は、校長先生をはじめ先生方と一緒に作業。後日、生徒と行うための先生たちの体験学習です。

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担当の先生が冬の間から一生懸命に水遣りなどの世話をしてくださった甲斐あって、育苗箱クヌギは20cmにまで育っていました。

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植替えの時期としてはやや遅くなりますが、1本1本丁寧に苗を育苗箱から取り出し行っている姿を見て、愛情を注いで育てていただいているのを感じました。ありがとうございます!

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作業をしているところに、下校した生徒が友達と遊びにやってきて、先生にやり方を教わりながら一緒に植替えをしました。