日々の活動

奥山プロジェクト

梅園小学校に遮光ネットを設置しました

梅園小学校

天使の森プロジェクトでは、岡崎市内の3つの小学校にどんぐりの苗の育成をお願いしており、梅園小学校もそのうちの一校です。花壇の一角で育ているのですが、今夏も日差しが厳しく苗が日焼けしてしまうため、遮光ネットを設置していただきました。

9月に入り苗の状況を見に伺いましたが、暑さに負けずに成長する苗の緑がまぶしかったです。

梅園小学校の皆さん、ありがとうございます。

8月5日、天使の森ネット補修及び見学会

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8月5日、「木を見て森を見ず」木材会社の総務部の人達を連れて5人で天使の森へ。

日頃、木材会社からの仕入れ伝票や社内での加工現場を見ているものの、何処から来たのか、どの山に生えていたのかなど関心が薄く、それでも会社に運ばれてくる材木の実際の伐採現場に立ってみると感無量の雰囲気で、暫くすると色々な質問が出てきたり、草を抜いたりと気持ちがかわってきた様子でした。

街から遠い山の頂きに立つと、多くの人達が関心を示して、積極的にそして楽しんで活動に参加するのだなと感じました。 暑い中、ありがとうございました!

8月8日の額田地域活性化協議会の報告

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8月8日、額田宮崎地区南に位置する旧大雨河小学校で9時より2時間強の意見交換会を行いました。

代議士のお声がけもあり、40名ほど集まり活発な意見も出る中、具体的な取り組みにまとまる方針の決定がなされました。

また、すでに岡山、東京で地域活性化産業を立ち上げておられる株式会社トビムシの代表、竹本さんにも参加いただき、地域の事例を紹介していただきました。

会の終わった後も、数名の議論がなされ、いずれにしても地元の人たちでできる中で他にあまり類を見ない意義のある地域づくりをしてゆこうと方針を確認し合えました。

猛暑の中、皆様お疲れさまでした。

7月6日のミーティングの報告

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日に日に過疎化の進む岡崎市東部の宮崎地域は3年前、3つの小学校が統合して一つになったものの全校生徒を合わせて43人と、この小学校すら先が危ぶまれている。それと同時に急速な高齢化も進行している。

この問題は岡崎に限らず全国が抱える問題でもある。また、森林の豊かな国土において人工林率の高い日本は、自然の保全と合わせて産業林資源の有用活用がもとめられている。

これらの問題は全てが一つの環の中で関連性があり一つの事では解決に至らない。この問題解決に立ち向かおうと2008年に立ち上げた「天使の森プロジェクト」は、自然と人類の共存のモデルとして進められている。

代議士の重徳氏も山間地の過疎化問題解決に力を入れておられ、今回のミーティングを皮切りに未来への光を掴もうと該当地域の人達と意見が交わされました。

今後もこのようなミーティングを続け、各々の力を出し合い額田を元気な地域として再生していきたいと思います。

6月23日の打ち合わせ

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6月23日は、今秋に予定している初の植樹に向けたスケジュールをグリーンフロント研究所の小串さんに確認、相談をしました。

天使の森にて下草を刈りました

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6月14日は、13人で下草刈りと残材整理をしました。

梅雨の合間を狙って、秋に苗木を植えることに支障をきたしそうな枝や下草を取り除きました。朝からの慣れない力作業にヘトヘトになりながらも、お昼のお弁当を遠くに三河湾を望んで気持ち良く食べ、午後も一踏ん張り!

皆様、お疲れ様でした。ありがとうございました。

獣害ネットの出入り口をつけました

先月末、当会の定時総会を行いました。今秋は一昨年よりみんなで育ている苗の植樹があり、活動がさらに活発になります。事務局スタッフが辞めることもあって、運営体制を今後は見直す必要をみんなで話し合いました。

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翌日の5月31日は、会員とともに天使の森へ行き、獣害対策ネットの出入り口を付けました。天気がよかったこともあり、山頂から望む三河の海は穏やかで美しかったです。

間伐体験会

4月30日、天使の森で間伐体験会が開催されました。昨年に続き岡崎信用金庫の新入職員の方々が参加され、スタッフ等々加えて総勢90名余りが集まりました。

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安全確保のため、7~8人が1チームとなり順々に間伐体験を行いました。岡崎森林組合で普段は伐採の現場を担当されている方々が講師を引き受けてくださり、木の倒し方だけでなく、木の良し悪しや森の健康状態、間伐の大切さなども分かりやすく教えてくださいました。伐木は、昨年は林道沿いの倒しやすかったのですが、今年は林内でどちらの方向に倒しても必ず隣の木の枝にひっかかる場所となりました。受け口、追い口と手順通り作業を進めますが、いざ倒そうと思ってもやはり倒れません。チームの皆で力を合わせてロープを引っ張り、やっとの思いで倒しました。

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間伐体験のほかに、今年植樹を予定している場所の整備作業をしていただきました。今年の年初に皆伐して残った枝や切株を整理。重そうな丸太もエイッと一息でかついで運んでしまうなど、若さあふれる雰囲気でした。

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山の作業を終え、みつわ広場の建物内でグリーンフロント研究所の小串さんから、林業と間伐の変遷、自然環境と生物多様性の話などを伺いました。

中低木の苗ポットづくり 

3月28日、この1週間で今年はぐっと気温が上昇し、気持ちのいい春光の中、みつわ広場でポットづくりが行われました。

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3月中旬に採取したナンテンやセンリョウなどの種でポットづくりです。
講師の小串さんから、自然界では鳥などが実をついばんで、消化したあとにフンと一緒にいろんなところに播いている。今日は、鳥の代わりに実から種を取り出し、播種する作業です。と、説明を受けました。

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今回は名古屋周辺に住む二十歳前後の方々と、前回種採取をしていただいた地元の方々と一緒に作業を行いました。猪や猿や鹿の被害のことなどを話しながら、ほのぼのと、楽しいひと時を過ごすことができました。

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朝にはまだつぼみだった桜が、お昼頃には開花して、少し感激。額田の桜開花を勝手に宣言させていただきました。

中低木の種子採取

3月14日、天使の森周辺で中低木の種子採取が行われました。

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オリエンテーションの後、「ナンテンやセンリョウならうちの庭にあるで」と提案があり、まずは雨山地区にあるお宅に伺いました。ところが、あったと思った木の実のほとんどは鳥やシカが食べた後だったので、今度はまた別の参加者のお宅に。こちらもまた、鳥たちの後塵を拝することになり、講師の小串さん(グリーンフロント研究所)に予め下見していていただいていた場所へ移動しました。今回参加の方は皆さん地元の方で、「そこはダニがおる」と言われ、恐る恐るの種採取となりました。
採取した種は、2週間後にみつわ広場でポットづくりを行います。