日々の活動

「稲の多年草化栽培講習会」の開催  2022年4月23日

食べ物の安全性に始まり、自給率37%の改善、生物多様性、農業人口減少、耕作放棄地の拡大、温暖化、Co2吸収等々食物に関わる課題が山積した今日、私たちNPOでは原点を見直すところから課題解決をしようと「天使の森」の生物多様性の森づくりに始まり自然農法、漆の植林、楮の栽培と古くて新しい里山創出に、そして未来づくりの学校創設に向け活動しています。
この度、米づくりの原点とも言える稲の多年草栽培(野生化)にチャレンジします。岡崎市、株)もりまちと協力しながら進めるこの事業は地域の理解と新規の農業従事者の参入や行政の理解の中で築かれる未来事業です。定着すれば冒頭に挙げた様々な課題の解決に向け寄与していきます
この度、先駆的にこの栽培に取り組んでいられる神奈川の小川誠さんにお越しいただき講習会を行いました。とても分かり易いお話で講義の後の質問も沢山上がり実験田圃に移動してからも話が絶えませんでした。6月の初旬に田植えを行いますので興味ある方は一緒にしませんか。NEWSでお知らせします。

動物生態調査カメラ設置   2022年4月19日

人間環境大学の研究室の依頼で天使の森にカメラが設置されました昨日までの雨で心配でしたが朝から晴れ渡りスムースに設置する事ができました。これまで鹿や兎は見かけていますがそれ以外の動物が確認されるか興味深いです。

農福連携の視察   2022年4月16日

天使の森の奥山・里山プロジェクトが進む中、中山間地域の農林業による障害者の就労支援に取り組もうと関係の方々と昨年から数度にわたり現地視察を重ねてきています。この度は東京の方も参加され今後の天使の森の活用や、自然栽培の田畑、農林泊予定施設の視察、そして地元の関係する方との意見交換等多彩な一日でした。

岡崎5ロータリークラブによる植樹式 2022年3月19日

岡崎の5つのロータリークラブにより「カーボン0」を目指し天使の森にて記念植樹式が行われました。31人の参加者に加えて報道関係6名の方も来られ、感染対策を取りながら3メートル程の桂の木を集合場所のアプローチに5本並木にして植えました。昨日までの雨で心配でしたが雲から晴れ間も出て山頂からは念願の海も見渡せ記念すべき日となりました。

 

地域の方々と天使の森で交流 2022年3月12日

宮崎学区の有志の方々が地元の名所歩きの中で天使の森に訪れていただきました。活動を始めて10年になり、地元の方にも周知の場所と活動になりましたが、550mの山頂で元々道の無かった所でしたので初めての方も多く実際に現地に立って雑木林の森づくりにより生物多様性が進んでいる様子を目の当たりにしていただきました。
ただ、春のこの時期は霞が広がり天候はとても良かったのですが海の眺望がごく薄っすらで残念でした。

多年草稲の栽培 2022年2月23日

多年草の稲??と思われる方が多くいられるかと思いますが、学校を作ってお昼ご飯の作物を自然栽培の物にしようと行き着いた米作です。これから試行錯誤のところもありますが、ずっと水を張りっ放しにする為に条件を満たす所が中々無い中、ここがいいなと見付けていた所が許可をいただけました。学校の目の前で子供達と一緒に作っていけます。

里山+人里プロジェクト 2022年2月17日

奥山〜里山〜人里へと川の流れの中で天使の森プロジェクトは山から海へ向かっていきます。この様な中で最も大切な人の弛まなく「自然と共存」の哲学を抱き続ける事の教育であると考えています。スタート時点からイメージしていた天使の森の麓にある廃校になった小学校を利用して10歳児を対象とした「生きる力をつける気づきの学校」づくりです。昨年から教育委員会や学校とも意見交換を交わしながら、今日は現地の廃校と天使の森にやってきました。学校づくりには様々な課題はありますが一つづつ解決しながら進めています。山頂では雪に見舞われ記念集合写真を急いで撮って下山しました。

ドングリのポット植え  2022年1月31日

1月14日の小学校での播種活動がコロナ感染対策の中で全ての数ができず、会社の人達8人で行いました。300鉢程のポットはコンテナに入れて雛壇の様に階段状になった立体の棚で管理しています。

ドングリのポット植え 2022年1月14日

毎年継続して活動していただいている岡崎小学校の園芸部の27名の生徒の方と先生で昨秋地元山間地で拾ったコナラ、アベマキ等ドングリを川砂に播種したものを一つづつポットに植え替えました。風の強いとても寒い午後でしたが元気な子供達による早い作業で120鉢植えることができました。

 

 

 

天使の森から世界へ 2021年12月19日

天使の森プロジェクトは山頂の生物多様性林づくりから始まり、自然と人の共生した豊かな地球村を目指し海洋まで繋がっています。此の活動理念をファッションの世界に取り込みたいと、洋服作りをしている二人が天使の森に訪れました。「地球に還るお洋服」づくりをこれからのビジネスモデルとして陽の傾くまで地球を見入っていました。