日々の活動

ミュージカル開催

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3月28日・29日の両日、天使の森が位置する学区となる宮崎小学校で環境啓発ミュージカル「天使の森からの贈りもの」の公演が開催されました。東京を中心にミュージカルの発表を行うユニット・ブルージュを主宰する広光美絵さんが天使の森周辺(旧額田町)を訪れ、農業や林業を生業とする人たちを取材して創作した新作ミュージカルです。
地元のケーブルテレビや新聞社の取材も入り、宮崎学区の方々を中心にたくさんの方が来られ、両日とも満席となる賑わいとなりました。交通手段が限られる中、また、2日目はあいにくの雨天の中をかくも多くの方々にお越しいただき、出演者、主催者ならびに実行メンバー一同よりお礼申し上げます。ありがとうございました。
ご覧いただいた方々からは、「額田に住むみんなが勇気づけられたように思う」「ダンスの動きのキレが違う」「来年も公演するの?」あるいは「額田にも山のことを一生懸命考えている人がたくさんいますよ」などの声が聞かれました。

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28日の公演の後には。出演者と来場者の交流会が催され、岡崎森林組合の音楽好きの人達のバンド「オカモリフォレスターズ」の演奏があり、出演者の皆さんといっしょに踊ったりして盛り上がりました。

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岡崎信用金庫の「天使の森里親定期積金」で苗の里親になっていただいた方も何人かご来場いただき、「宮崎小学校の苗はもう新しい葉っぱが出とって、うちのはまだ出とらんけど、大丈夫かや~」と質問を受け、天使の森の人の輪が少しずつ広がっているのを感じるとともに、今回の公演をきっかけに更に広がるといいなぁと思いました。
ちなみに、育てて頂いている苗ですが、これから新芽が徐々に出てくる頃かと思います。気温が上がってきましたので、水遣りに注意していただき、観察してみてください。

 

 

中低木の苗ポットづくり 

3月28日、この1週間で今年はぐっと気温が上昇し、気持ちのいい春光の中、みつわ広場でポットづくりが行われました。

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3月中旬に採取したナンテンやセンリョウなどの種でポットづくりです。
講師の小串さんから、自然界では鳥などが実をついばんで、消化したあとにフンと一緒にいろんなところに播いている。今日は、鳥の代わりに実から種を取り出し、播種する作業です。と、説明を受けました。

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今回は名古屋周辺に住む二十歳前後の方々と、前回種採取をしていただいた地元の方々と一緒に作業を行いました。猪や猿や鹿の被害のことなどを話しながら、ほのぼのと、楽しいひと時を過ごすことができました。

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朝にはまだつぼみだった桜が、お昼頃には開花して、少し感激。額田の桜開花を勝手に宣言させていただきました。

中低木の種子採取

3月14日、天使の森周辺で中低木の種子採取が行われました。

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オリエンテーションの後、「ナンテンやセンリョウならうちの庭にあるで」と提案があり、まずは雨山地区にあるお宅に伺いました。ところが、あったと思った木の実のほとんどは鳥やシカが食べた後だったので、今度はまた別の参加者のお宅に。こちらもまた、鳥たちの後塵を拝することになり、講師の小串さん(グリーンフロント研究所)に予め下見していていただいていた場所へ移動しました。今回参加の方は皆さん地元の方で、「そこはダニがおる」と言われ、恐る恐るの種採取となりました。
採取した種は、2週間後にみつわ広場でポットづくりを行います。

第四十二回

2015年3月2日は、ミュージカル開催の準備の話から始まりました。

 

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天使の森プロジェクトは、森での作業は植樹予定地の伐採が終わり、苗を保護するためのネット張りも間もなく完了する。これで、林相転換の工程としては目途がついたと考えている。ミュージカル開催は、今後広く関心を持っていただき、天使の森の活動に繋げていきたい。準備の進捗はチラシとチケットが刷り上がり、順次広報を進めている。できるだけ多くの人、特に額田地域の方々に観て欲しいと考えている。

 

話は環境啓発のことに移り、学校教育を含め、環境啓発には実体験という要素がとても重要だと思う。例えば、市民参加で丸太小屋をいっしょに作ってみてはどうか。簡単じゃないかもしれないが、だからこそ、いろんな苦労を共有していく中で参加者がお互いに感じ合うことも生まれてくると思う。別の参加者からは、縄文時代の生活様式が日本列島で人がもっとも長く続けてきた様式になる。竪穴式住居は今住むにはちょっと難点があるとは思うが、作るのは比較的簡単だし、面白いと思う。とりあえず土葺きのタイプがいいのではないか。「環境保護」と普通に使うが本来は自然環境に人が保護されている状態なので、そうしたことも意識できるといいと思う。文字や文章で学ぶのも大切だが、日本の文化は古来皮膚感覚がとても優れているので、もっと体験的なものを取り入れることが有意義だと思う。などの意見が出されました。

次回のサロンは4月6日(月)18:00~です。

防害獣柵の設置作業を行いました

2月7日、防害獣柵の設置が行われました。

森に向かう道路では、水たまりに氷が張り、森の中には雪が解けずに残っていて、厳しい寒さの中での作業となりました。

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天使の森では今年の秋に植樹を行うために昨年末から山頂付近で整備を進めています。森の周辺では鹿や猪、野兎の姿をみかけることがあります。一昨年の植生調査でも、鹿が好んで食べない植物ばかりが生えていることが分かっていて、どんぐりの苗を植えてなにもしないと鹿に食べられてしまうことが予想されます。そうした害獣から苗を保護するため、植林予定地の周囲をネットで囲っていきます。
植樹まで少し時間がありますが、三河湾を見渡せる山頂は自然条件として風の影響が心配で、植樹までの間、しばらく様子を見ることにしています。

苗の生育状態を確認してきました

2月5日、どんぐりの苗を育てて頂いている常磐東小学校、宮崎小学校、梅園小学校に苗の様子を見に伺いました。

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常磐東小学校では、昨年春先から例年になく沢山の毛虫が発生して、どんぐりの苗も毛虫にたくさん食べられてしまいました。校長先生のお話では、昨年の梅の花が咲いた後この1年間はどの樹木も様子が良くなかった。秋になると毎年のように裏山で何キロも取れていたヤマグリが1個も取れなかった。他のどんぐりも全然とれなかったとのことでした。

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昨年の秋はNPOのスタッフも何度も山に行ったのですが、どんぐりが集まらず、自然のリズムは思っているほど単純ではないことをあらためて感じました。

第四十一回

2月2日は、ミュージカル開催の準備の話から始まりました。

 

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公演2日目の夕方には、ミュージカルの劇団との交流会があり、地元の人が中心となって準備を進めている。東京から来られるのだから、どんなおもてなしがいいかなぁ。という話の流れから、お土産にいいものはないかとなり、額田の特色を活かした名産品について、あれこれと意見が出ました。また、農村歌舞伎やみつわ広場を拠点とした活性化の話題など思い思いに話が続きました。

 

次回のサロンは3月2日(月)18:00~です。

郷土種の種子採取を行いました

1月24日、天使の森で埋土種子の採取が行われました。

穏やかに晴れた天気でしたが、大寒の季節、土手には霜柱が散見さる寒さの中、地元の方々にみつわ広場に集まっていただきました。

今回は、鳥や動物、風などによって運ばれてきた種子にどんな種類があるか観察し、将来、植樹するための苗を育てるために行われました。

まずは、グリーンフロント研究所株式会社 代表の小串さんに山の地層と埋土種子の調べ方についてレクチャーを受けました。木の葉や昆虫などの生き物の死がいが積もってできた表土は1cmの厚さになるのに100年かかると言われ、とても貴重なものだと知りました。

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天使の森では実際に地面を掘って表土の色や厚さを観察しました。そしてスコップに引っ掛かる草や木の根を切りながら、地表面から厚さ5cmくらいの表土をかき集めました。

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その後、集めた表土をみつわ広場に運んで、ふるいを使って大きな土の塊や枝や根などを取除きながらプランター(苗床)作りをしました。できたプランターは、どんな植物の芽が出てくるか観察し、必要なものは5月頃に1つずつポットに移し替えて育てます。

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皆さんありがとうございました。

第四十回

2015年1月16日は、ユニット・ブルージュ代表の広光美絵さんをゲストにお迎えし、3月に額田で公演する新作のミュージカルについてお話を伺いました。

 

これまで公演を行ってきて、ミュージカルという芸術と実際の社会を結びつける瞬間がないと感じてきました。その結びつきを求めて、前作から社会性のあるテーマで作品づくりをしています。3月のミュージカルに向け、昨年4月と今回、額田で取材し、自分と同じ年代の人が、ものを作りだす仕事を通していきいきと暮らしている様子に心を打たれました。今回の公演では、お金じゃない価値を知って欲しい。また、三重県出身の自分としては、都会ではない地方の地域にもミュージカルという文化を浸透させたいという思いでいます。舞台の演出では、東京で出来上がったものを持ってくるというよりは、むしろ地元の方々とコラボレーションして、衣装などにも取入れてみたいと話されました。

 

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参加者からは、ガラ紡や臥雲辰致(がうんたっち)のことを交えながら三河地域で盛んだった紡織の話。三河木綿保存会で昔の三河木綿の模様を再現した縞帳(しまちょう)を作ったり、手織りの反物から和服やジャケットを仕立てているといった話もありました。

 

また、額田は明治のころは国内で林業の先進地域で歴史もある。今なら、まだ施業のノウハウが残っているのでなんとかしたい。都市とその後背地となる中山間地域をもっと強く結びつけることが大切。岡崎と額田は比較的近い距離にあるのだから、それが可能なはず。

 

日本人は忙しくし過ぎではないかと、自分と周囲の人達の働き方を見ていて思う。自分が所有する山で将来いろんな人が集える場所を作り、遅さや不便さを楽しむような「24時間分の暮らし」を実感できるところにしたい。等々、様々な情報提供や意見が相次ぎ、広光さんも一つ一つメモを取りながら聞き入っていらっしゃいました。

 

ミュージカルであまりにも山の暮らしを美化し過ぎないか少し心配している。広光さんが感じたものがそのまま出てくるようなミュージカルになるといいなぁ。とても楽しみにしています。など期待の声も聞かれました。

次回のサロンは2月2日(月)18:00~です。

広光さんが取材に来られました

1月16~18日の3日間、ユニット・ブルージュ代表の広光美絵さんが来岡されました。3月に額田で初演となる新作ミュージカルは額田を題材にしており、その脚本・演出のため昨年4月に続く取材です。

林業家、小学校長をはじめ、額田で暮らす方々と会い、新作の完成をめざして・・・・。

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3月28日(土)29(日)のステージをご期待ください。