日々の活動
奥山プロジェクト
6月9日武蔵野美術大学での講義
2016年06月12日
6月9日、武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科の木工を専攻の学生たちに向けて、デザインをキーワードに「天使の森」プロジェクトを始めることにした切っ掛けと現在に至るまでのお話をしました。産業と環境の両方がバランスよく成り立つような社会デザインがこれからは求められていくという内容に熱心にメモをとる学生もいました。来月はいよいよ現地で間伐を含め材料の「木」に触れます。
6月5日(日)苗木ポット植えの報告
2016年06月7日
世界環境デーの6月5日、「森の休日学校」の理科の授業を担当しました。この休日学校は、2013年より音楽とトランポリンを合わせた、音楽トランポリン療法を中心に小学生以下の健常児と障害児が共に遊び共に学べる環境づくりを目指すNPO法人インデアンサマーが主催しています。念願の森での休日学校の第一回目の試みで、私たちの苗木育てを子供たちに体験してもらおうと、午前午後合わせて4限の理科の授業でポット植えを行いました。
午前中はあいにくの雨模様でしたが小雨の中テント下と軒下で25人が5班に分かれて、のり巻き状に専用のプラスチックシートに土を巻きながら苗木を挿入してポット作りをしました。
述べ100人程の子供と保護者の方、そしてサポーターの人たちとで、1126鉢を仕上げました。みんな楽しみながら一生懸命にポット植えをして用意した全てを終えることができました。ありがとうございました。
馬や羊、兎など動物たちとのふれあいもあったり、五平餅や弁当、飲み物の売店も出たりと、私たちスタッフも楽しい一日を過ごせました。この会場になった「みつわ広場」は、5年前に廃校になった小学校。校長先生や地元の人たちはこんなに賑わったのは初めてと当時を懐かしみつつ、新たな活用に喜んでいました。私たちもしゃがみっぱなしで疲れた腰の痛みも忘れるぐらい、達成感の笑顔で夕刻帰路に就きました。
5月19日発芽の様子
2016年06月1日
岡崎小学校で育てていただいている昨年の秋に採取したドングリにようやく芽と根と葉が幾つかでてきました。これまでは本当に芽が出るのかとドキドキしていましたが、2000個程ある種子から今は毎日のように新芽が出てきています。小学生の子供達もほっとした様子です。
5月28日
2016年05月29日
5月28日、「現代浄瑠璃姫人形劇」を制作するにあたり、岡崎呉服組合の方々が人形浄瑠璃を保存する活動をされていると伺い、組合の荒川さんにお会いしてきました。荒川さんは、呉服屋を経営されており颯爽とした着物姿でいらっしゃいました。
先ずは私たちの「天使の森」活動の主旨や内容を説明し、水源地保全の必要性から街での河川水の大切な役割を伝え続けて行く中で、ここ乙川にまつわる浄瑠璃姫物語を引用して、今日の子供たちへ、そして未来の社会への希望を込めた脚本作りをしている旨をお伝えました。荒川さんからも賛同していだだけるお言葉をいただきました。ありがとうございます。
帰り際、図書館に展示してある呉服組合で寄贈された浄瑠璃人形を見ました。
現代浄瑠璃姫人形劇の制作活動が始まりました
2016年05月26日
5月16日、 天使の森からの贈りもの 「現代浄瑠璃姫人形劇」の演出家、脚本家、美術家、作曲家が決まり4名全員が岡崎の中心に流れる乙川堤にある浄瑠璃姫石碑の前でキックオフしました。岡崎のこの地は文楽のルーツにあたる場所です。
今年12月3日公演に向けて制作活動がいよいよ始まります。
公演予定の岡崎信用金庫本店のホールにて舞台の照明など現場の確認をしました。
5月21日「天使の森」での活動
2016年05月25日
4月28日に予定していた「天使の森」の苗木マーキングと獣害ネット補修が天候の具合でできなかったので、改めてボランティア募集を行い総勢27名で快晴の中、活動してきました。
朝8時45分に集合し、山頂には10時30分に到着。山頂の苗木マーキング班と山腹のネット補修班の二班に分かれ12時30分まで集中して作業を行いました。
その後、山頂に集合して各々持参した水筒と弁当でランチタイム ♪
晴天で気温も上がり、皆さんバテ気味でしたが、ワイワイと楽しくゆっくりランチをとって、午後からは全員で苗木マーキングの確認と下草刈をし、続いてネット補修を行いました。
日頃やり馴れていない作業のため、筋肉痛を感じながらも全てをやり遂げ全員で集合写真をパチリ!
皆さん、大変お疲れさまでした。ありがとうございました!
5月6日定例ミーティング
2016年05月25日
5月6日は、天使の森プロジェクトにご支援いただいている岡崎信用金庫様と定例ミーティングを行いました。4月28日の参加者アンケートの整理や反省、天候の不具合でできなかったことの次期対応スケジュールなどを打ち合わせしました。
4月28日天使の森体験研修会の報告
2016年05月2日
今春社会人になった新卒の人たち87名とスタッフ16名そしてセミナー講師、伐採指導の方たち総勢107名で天使の森体験研修会を行いました。前日からのあいにくの天気。当日の朝は雨予報、予定通り8時半にバス3台と乗用車・トラック7台に分乗し、水源地である天使の森の川伝いに約30㎞の道程を向かいました。現地の村落にある廃校になった小学校にてセミナーをし、その後に山での体験活動の予定を中止と決め出発しましたが、小学校に着くと陽が差し青空も見えてきたので、アメダスで雲の流を確認。13時位までは持ちそうと判断し予定を再度変更して天使の森山頂に向かいました。
昨秋植樹をした苗木の確認や水守森支援隊キコリ塾の方たちによる伐採のデモンストレーションやお話、また、山頂から海が望めることから「山と海の関係」や「苗木の管理の仕方」など、ショートセミナーを行い雨になる前に下山しました。小学校に戻ると丁度お昼時間。思い思いの場所でお昼ご飯を子供に帰った気分でいただきました。
さて、午後の授業1限目は小串先生 ( グリーンフロント代表で植生調査に係わっていただいている方 )にこの地域の歴史や、森林資源の活用状況、森の役割等々一時間半の講義をしていただきました。実際に針葉樹や広葉樹の葉っぱを手で触れながら楽しい授業となりました。
その後15分の休憩を取り2限目の授業は、当会代表の小原より「今なぜこの活動が必要なのか」をここに至るまでのヒストリーをもとにこれからの ビジョンを社会人一年生の皆さんに伝えました。最後に皆さんからの感想をいただき、街や会社では難しい山間地ならではの有意義な研修会を無事終えることができました。また、天候の目まぐるしい変化に合わせて予定変更したことも人の思い通りには行かない大事な何かを自然が教えてくれたのだと思います。
水守森支援隊の方々、研修会を支えてくださった皆様ありがとうございました!
4月23日「天使の森」の様子
2016年04月24日
4月23日の昼は天気も良かったので、28日の岡崎信用金庫様の新入職員天使の森研修会のために、先に現地調査に行ってきました。昨秋植樹した苗木も新葉を付け少しずつ成長してます。今年の秋には50㎝位にはなりそうで、元気に育っていってほしいですね ♪
4月12日定例ミーティング
2016年04月21日
4月12日は、天使の森プロジェクトにご支援いただいている岡崎信用金庫様と定例ミーティングを行いました。今月28日に予定している山での間伐体験を含めた「岡信新入職員研修」の内容打ち合わせと、三菱自動車工業様との環境保全活動の連携についてお話をしました。
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