日々の活動

奥山プロジェクト

天使の森にて整備作業

6月15日に天使の森にて整備作業を行いました。 立木の伐倒や枯れて折れ曲がった松を処分するため、水守森支援隊(みまもりしえんたい)の方々の協力を得て、森の健全な状態や伐倒する木を選木する上でどんな木が良い木なのかを教えていただきながら、間伐体験もしました。

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見晴台を作るために切った丸太は8m。今は木が水を吸い上げる季節なのでずっしりと重く、8人がかりで息を合わせてやっとの思いで運ぶことができました。また、丸太を固定するために杭を打とうとしても、足下が笹の根や石のため、少しずつしか進みませんでした。

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梅雨時になんとか雨は降らずに済んだものの、気温、湿度ともに高く、汗びっしょりになりましたが、一日の作業を終えた後は全員心地よい疲労と達成感の笑顔になりました!

住民の方への説明会を行いました

◇宮崎市民ホーム 宮崎学区社教委員の会合にて

2013年4月6日(土) 15名参加

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宮崎学区の市民ホームで、天使の森プロジェクトの説明を行いました。4月にしては珍しく台風並みの暴風雨の中、多くの方々にご参加いただきありがとうございました。 説明の後、会場からは天使の森の将来的な樹種について、また、他の地区での活動の可能性などについて質問が出されました。

 

◇住民説明会 みつわ広場(旧大雨川小学校)にて

2013年4月16日(火)28名参加

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旧大雨川小学校において説明会を行いました。天使の森周辺に住まわれている方を中心に30名程の方々が参加されました。 今回は天使の森の説明に加え、森周辺の植生調査をしていただいているグリーンフロント研究所(株)の小串さんに、日本の森林問題や額田地域のこれまでの森林の変遷についてお話しいただきました。 額田全体に良い効果があるのではないかと期待しているという意見のほか、みつわ広場を活用して情報を発信したり、市街地から人を集めて勉強会をしてはどうかといった意見が出されました。

天使の森にて草刈り

12月9日、天使の森の頂上付近、将来観察道や見晴台となる辺りの草刈りを行いました。

幸い好天に恵まれ、強い風もなく冬にしては穏やかで作業日和。山の北側から頂上を目指して刈り進むと、ひと刈りする毎に少しずつ太陽の光が森の中に入ってきました。さらに進むにつれて笹の丈は高くなり、頂上では人の背丈を超えていました。

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なんとか刈り取り、海が見えて来たところでお昼ごはん。
海を遠くに眺め、おいしい空気と一緒に食べる手作りのおにぎりが、格別に美味しく感じました。

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刈り終えてみると、見晴台はいらないのではないかと思うほどに広く見渡せ、皆満足そうに景色を眺めていました。

第一回目植生調査

10月17日、夕方まで刻々と雨脚が強くなるとの予報の中、兵庫県立人と自然の博物館より研究員の橋本佳延氏が「天使の森」該当地区の植生調査に来られました。
初めて現地に足を運んでいただく為、岡崎市街や額田地域のまちの様子、産業、人口の移変り、森林や河川の利用などを説明をしながら、東岡崎駅より1時間ほどで現地に到着しました。

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約13.5 ha の該当地区では全体を見回され、鹿が好んで食べる草はほとんど見られず、鹿が実際に生息していること、植林活動において鹿対策の必要性を話されました。
そして草や樹木の種類など、次々に記録をとられ、私達に分かり易く説明をしてくださいました。野草では、ギフチョウが好むカンアオイ(写真下)やコウヤボウキ、キッコウハグマ、マツカゼソウなどが観察されました。

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また、モデルとなる里山のデータを周辺から得る事ができればと近隣の高野御前山にも入り、コジイやヤブニッケイなどの樹種が見られました。
その後、本宮山へ向かいましたが、雨と霧が濃くなり、調査を終えました。