日々の活動
奥山プロジェクト
間伐体験会の報告
2014年07月18日
6月21日、天使の森で間伐体験会を行いました。
天使の森プロジェクトに協賛いただいている岡崎信用金庫の新入職員を中心に60名程が参加。一度に全員が行うのは難しいので、時間を少しずらして2班に分かれて行いました。
間伐の技術指導のため、岡崎森林組合の職員が伐木の講師として協力してくださり、最初に安全な作業の仕方についての説明と、伐木の実演を見せていただきました。
その後、参加者は3人1チームになって講師の指導の下、手挽きのノコギリで伐木に挑戦。中にはノコギリを使うのは中学校以来という方もいました。林道沿いの木を選んだチームは順調に伐り倒せましたが、森林の中の木を選んだチームは、倒したと思ったら隣の木に引っ掛かりロープを使って引っ張り倒すなど苦戦していました。
お昼には山頂に登り、グリーンフロント研究所株式会社 代表の小串さんによる環境セミナーが行われ、持参された手作りの紙芝居を使った説明は分かりやすく、楽しく学ぶことができました。ここで後から出発した班も合流して記念撮影。フレッシュマン、フレッシュウーマンの皆さんのさわやかな笑顔が素敵でした。
後からの班の活動も無事に終わり、講師の方々より帰る車中の女性の参加者に対して「またのお越しをお待ちしております!!」と明るい笑顔で見送っていたのが印象的でした。
若い方が気軽に山の作業をしてみたいと思えるような環境づくりを私達もどんどん考えて進めたいと思います。
皆さん、お疲れさまでした!
ポットの植替え作業ー常磐東小学校
2014年06月28日
6月20日、常磐東小学校で苗の植替え作業を行いました。
天使の森の苗を育てている3つの小学校の中で、場所が山に位置しており、冬に気温が一番低くなります。そのため、発芽や生育が他2校に比べてやや遅く、その上、今年は10年に1度の毛虫の大発生があったということで、どんぐりの苗の葉もたくさん食べられてしまい、ようやく植替えに辿り着いたという感じです。
日頃の苗の世話は校長先生がしてくださっていて、この日は校長先生と一緒に作業を行いました。授業の合間や放課の時間には、児童たちが何人か集まってきて、手伝ってくれました。 ありがとうございました!
苗の日除け作りー梅園小学校
2014年06月19日
6月13日、梅園小学校で苗の日除け作りをしました。6月に入り陽射しに負けて苗が少し枯れてしまったので、陽射しを和らげるための幕を張る作業です。
用意した木枠を組み立てて、ボルトとナットで止めていきます。ある女の子は「ちょっと前に親戚の家で、ボルトとナットを使ったことがあるよ」と、積極的に作業を行っていました。
その後、部活動が終わるとすぐに下校になり、帰り際に授業で捕まえた魚を私達に見せてくれました。「ブルーギル(外来種)も捕まえたけれど、持って帰っちゃいけないんだって。」と話していると、その話題を耳にした他の子は「うなぎがレッドリストに登録されたんだよ」と教えてくれて、環境問題のことを日頃から気にしている感じを受けました。
ポットの植替えと苗育て用の小屋作り作業
2014年06月17日
6月7日、小原木材 株式会社でポットの植替えを行いました。小串さんより、ここの苗は四葉がついているけれど、まだどんぐりがないと育たない等の説明を受け、どんぐりが取れないように大切に植替え作業をしました。
また、苗ポットを育てるための小屋の組み立て作業も行われました。あいにくの雨の中、カッパを着ての作業。農業用ビニルハウスの材料を使って作りました。畑と違って、駐車場にしていた土地の一画に作ったので、普通なら骨組みの金属パイプがすっと地面にささるはずが、全くささりません。ドリルやハンマーを使って悪戦苦闘し、なんとか骨組みが完成しました。
真夏を迎える前に、苗を育てる環境が整ってきています!
植替え作業完了ー宮崎小学校
2014年06月14日
6月6日、宮崎小学校で苗の植替えをしました。緑委員会の生徒と担当の先生が中心となって行いました。2週間前に、先生たちと行ったときに参加していた子供がやり方を覚えていて、他の生徒に教えていました。 腐葉土に水を加えて混ぜ、先生が「植物も動物も一緒。水がなかったら死んじゃう。みんなも喉が渇いたら水を飲むでしょ。どんぐりにもいっぱい水をあげないとダメなんだよ」と話をされ、それを聞きながら、ワイワイと作業が進みました。
下校の時間が迫ってくると、委員以外の生徒も手伝ってくれました。最後に植物の専門家、小串さんより、どんぐりの根の育ち方などについて、お話を伺いました。
生徒が下校した後、まだ30本くらいの苗が残っていましたが、校長先生や他の先生も手伝いに来てくださり、おしゃべりを挿みながらも手際よく片付けまでさっと終えました。
梅雨の時期を過ぎれば夏本番、苗の成長はどうなるのか、とっても楽しみですね♪♪
ポットの植替え作業ー宮崎小学校
2014年05月23日
5月22日、宮崎小学校で苗の植替え作業を行いました。
今回は、校長先生をはじめ先生方と一緒に作業。後日、生徒と行うための先生たちの体験学習です。
担当の先生が冬の間から一生懸命に水遣りなどの世話をしてくださった甲斐あって、育苗箱クヌギは20cmにまで育っていました。
植替えの時期としてはやや遅くなりますが、1本1本丁寧に苗を育苗箱から取り出し行っている姿を見て、愛情を注いで育てていただいているのを感じました。ありがとうございます!
作業をしているところに、下校した生徒が友達と遊びにやってきて、先生にやり方を教わりながら一緒に植替えをしました。
ポットの植替え作業ー梅園小学校
2014年05月17日
5月14日、梅園小学校で苗の植替え作業を行いました。
2月に種を播いた育苗箱からしっかりと芽が出て、今では四葉になるくらいに成長しています。そこで育苗箱では狭いため、1本ずつポットに移し替えました。
最初にみんなで根の観察をしました。どんな形をしていると思うか質問をすると「きっと大根みたいになっていると思う」「細い根がいっぱい生えていると思う」「ぐるぐる巻いていると思う」など、自分が予想する根の形を手の指を使って説明してくれました。ポットで育てた苗の根っこを先に観察して、次に育苗箱から取り出した苗の根っこを観察しました。育苗箱の苗の根は途中で水平方向に曲がっているものがあって、同じ種類のどんぐりでも育つ環境で根の生え方が変わってくることが分かりました。
観察の後、苗の移し替え作業を行いました。最初はみんな慎重な手つきでしたが、慣れてくると、いくつかまとめて作業をしたり、友達と分業したりするなど工夫しながら作業をしてくれました。2箱分を移したところで時間となり、残りの育苗箱用の材料を倉庫に運んで作業終了。また後日、植え替え作業をする予定です。
お疲れさまでした。
私たちも一緒にいい学習をさせてもらっています。ありがとう!
小学校でも発芽しています!
2014年04月29日
4月も残すところ後1日。気温も安定し過ごしやすくなってきました。
さて、天使の森の近隣から昨年の秋に採取し、育苗箱と苗ポットに植えた在来種のどんぐり「アベマキ」「クヌギ」「コナラ」は、それぞれの小学校の生徒や先生の観察と水やりのおかげで寒い冬を越し、無事に芽を出し始めています。
宮崎小学校、常磐東小学校、梅園小学校の皆さんありがとうございます。これからも一緒に苗を育て、天使の森を豊かな植生にかえていきましょう。よろしくお願いします!
どんぐりの発芽
2014年04月15日
昨年11月23日にみんなで作った育苗箱と苗ポットのどんぐり「コナラ」と「クヌギ」が次々に芽を出しました。
これから夏に向けてどんどん成長し、天使の森の苗として翌年には植える予定です。
楽しく育てていきたいと思います♪
案内看板の設置
2014年02月3日
1月28日、天使の森の入口から頂上までの4か所に案内看板を設置しました。
天使の森に到着すると、それまで薄曇りだった空も晴れ、風の少ない穏やかな天気に恵まれました。石の多い地質なので、看板を立てる穴を掘るのはさぞかし大変だろうと予想していたのですが、狙い定めた場所が良く、思いのほか作業がはかどりました。
看板は総ヒノキ造り、屋根は銅版で大した大きさではないのですが、随分立派に見えます。太陽の光を正面に浴びる頂上の看板を眺めながら「なんだかお伊勢さんに来たみたいだねぇ」と、ほのぼのとした会話が弾みました(笑)
ところが、戻りの移動中に車が坂道で湿った地面にタイヤを取られてスリップして立ち往生。皆で車を押して救出するのが、この日一番たいへんな作業でした(苦笑)
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